竹藪を所有している親に管理を任されてしまったり、山に生えている竹を伐採したいんだけどチェーンソーは使ったことが無いし怖いから使いたくないとゆう人もいると思います。
今回はチェーンソーを使うのは怖い人や竹の伐採初心者でも、比較的安全に伐採作業が行える道具を紹介したいと思います。
竹を伐採する時の道具は何があるの?
まず初めに竹を伐採する道具の代表的なものを上げると
チェーンソー
ガソリンエンジンや電動のものが販売されていて、チェーンが高速回転する事で木を削るように切断します。
効率が良く素早く木材などを切断することができる反面、非常に危険で扱いなれていない人は十分に注意していないと大きなケガをする恐れがある道具でもあります。
ノコギリ
皆さんご存知のノコギリで手動で切る方法です。安価で手に入れる事ができ自分で動かすので安全性は自動式道具に比べて高いのですが、効率が悪く時間が掛かってしまい体力もいるので大量に伐採するのには向いていません。
レシプロソー(セーバーソー)
あまり聞きなれない名前ではありますが電動のこぎりで、先端に付いたノコギリが前後に動いてくれて押し当てるようにして竹を伐採していきます。
チェーンソーに比べて安全で作業効率も良いので普段工具に触れる事の無い人でも使いこなせる道具と言えます。
またノコギリの刃を変える事で竹だけではなくざまざまな材料をカットすることができるのもおすすめ
初心者でも安全に竹の伐採をできる道具は?
これらの中で安全で作業効率が良く、初心者でも比較的簡単に扱える道具は
レシプロソー
です。
その理由としては
レシプロソーの安全性
レシプロソーはノコギリの刃が先についているのでチェーンソーに比べて刃物が露出している部分が少ないのと、軽いので取り回しが良く初心者でも使いやすい
竹を倒す時はどうしても工具を横に寝かさなくてはいけないので軽さは重要になってきます。
レシプロソーの作業効率
ノコギリの刃が自動で動いてくれるのでチェーンソーとさほど変わらない効率の良さ
他の工具 チェーンソーとノコギリの安全性と作業効率は
安全性
・チェーンソーはチェーンが高速で回っているので刃物が露出してる範囲が多く、さらにスイッチを切ってもすぐには止まらない
・チェーンソーは自重が重いので使い慣れていない人が竹を切るのに、足場が悪い中チェーンソーを横に寝かせて使うのは難しい
作業効率
・ノコギリは竹を一本切るのにかなりの体力と時間をを消耗します。切り倒したところでその竹を細かくカットしなくてはいけないのでかなりの体力・時間が必要になってくる
実際に私も初めノコギリで作業していたのですが切り倒すまでは良いのですがさらに竹を運び出すために小さくカットするのにかなり苦労しました。
以上のことから私はレシプロソーを選びました。
レシプロソー実際に使って竹を伐採してみた!
私も実際に竹の伐採をレシプロソーを使ってやってみたので感想を書いておきます。
始めに行った時の状態はこんな感じで荒れ果てていました。
この荒れ果てた中タケノコを掘っていたのですが、さすがにこんだけ荒れていると掘りずらく動きずらかったので竹を伐採することに決めました。
始めは手動でノコギリを使用して切っていたのですが、1本切るのにかなりの労力を使いやっとの思いで切り倒したと思ったらきった竹は長すぎてそのままでは運ぶことができないことに気が付きました。
倒れた竹を細かくカットする作業は一番つらかったです(;^ω^)
この作業を何十回もすると思うとやはり自動の工具は必要だと思い、結局この日はその1本だけ切って帰りました。
そして後日いろいろと調べて大手工具メーカーのマキタのレシプロソーJR188DRGwを購入し再度伐採に行きました。
実際に使ってみての感想は思ったよりも軽く片手でも持とうと思えば持てるくらいの重さでした。(女性には片手は少々厳しいかも)
両手で持てばレシプロソーを横に寝かせても不自由なく竹を切り倒すことができ、前回一番苦労した竹を小さくカットする作業も数分でできました。
その結果30分もしない内に
何とゆう事でしょう
横たわっていた竹はほとんど細かくカットすることができました。
やはり自動工具は必要と感じた一日でした。
レシプロソーの選び方
バッテリータイプのものを選ぼう
レシプロソーにはコードタイプのものとバッテリー(充電池)タイプのものがあり、今回のような山の中での作業の場合はコードを引っ張ってくる事ができないのでバッテリータイプのものを選びました。
信頼のあるメーカーのものを選ぼう
今回私が購入したレシプロソーは大手工具メーカーでもあるマキタの製品で、価格は他の会社のものでもっと安いものが存在しますがレビューなどを見てみるとやはり安いものはそれなりに欠点があるようで
・バッテリーの持ちが悪く数分使用しただけで切れた
・パワーがなくまったく使い物にならなかった
・充電時間が長いわりにバッテリーの持ちが悪い
・レシプロソー自体が重たい
このようなレビューをよく見かけたので安物買いの銭失いにならないよう注意が必要です。
パワーのあるものを選ぼう
マキタの製品でもバッテリータイプがさまざまでものによっては使用時間とパワーが違ってくるのでできるだけ容量が大きいバッテリータイプのものにしましょう
実際に私が使用したJR188DRGwはバッテリーがなくなって使用できなくなったことが無いのですが、一時間作業してもバッテリーが切れることなく充電せずに、そのまま次の日にも使用する事ができました。使用後充電すれば一日の作業量ではバッテリーひとつで十分と思いました。
最後に
竹の伐採作業はかなり体力を使います。レシプロソーがあれば足場が悪い中でも効率よく作業を進めれることができるので、安全に効率よく竹の伐採作業を行いたい人は検討してみてもいいと思います。